スベる前にチェック!結婚式余興で動画を利用する場合の注意点
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結婚式の余興で今人気となっているのが、ビデオレターやストップモーションなどの動画を利用したものです。
新郎新婦と関わりのある人たちが登場してサプライズ的に公開することでより結婚式を盛り上げることができるネタとなっています。ただ、動画の作成は時間も手間もかかるのでなかなか大変な作業にもなります。
どうすれば良い映像を作ることができるのか、成功例、失敗例を見ながら考えてみましょう。
編集作業をスムーズにする撮影のポイント
動画を使った余興は、編集作業が必然的に必要となってきます。
まず撮影を行う際には、この編集作業をするということを前提に行うとよりスムーズです。
具体的には、撮影の前後におよそ3秒程度の余白を入れておくことです。
例えばビデオメッセージなどの場合は、1人1人個別にメッセージを撮影しますので、それらを繋ぎ合わせる作業が必要になりますね。
この際、メッセージを話してもらう前後に少しだけ余白をいれておくと映像をつなぐのが楽になります。
また、ビデオカメラではなく、スマートフォンを利用して撮影する場合には、編集画面のサイズの関係で横向きにして撮影しておいた方がより作業がスムーズになります。
事前の準備が大切
より良い動画を撮影するためには、まず全体をどのようにまとめるかというシナリオを用意しておくことが大切です。
全体像が見えておらず、手当たり次第に撮影していると最終的にまとまりのない作品になってしまうということもあります。
感動を呼ぶ映像を撮影するためにも、どのような流れで誰にどのようなことをしてもらうのかを明確にしておきましょう。
例えば、YouTubeなどを利用してイメージに近い作品を探しておくとゴールが明確になって良いでしょう。
また、動画の作成は撮影、編集とかなりの手間と時間がかかるということも頭に入れて、早めに取り掛かり、余裕を持って作成することが成功のポイントです。
失敗例その1
余興で動画を流す際に失敗した!という例をいくつか挙げてみましょう。
まず一番多いのは、「内輪ネタ過ぎた」というものです。
結婚式には新郎新婦と色々な関係の人が出席します。動画を作成する際にはそうした点にも配慮して作成することが必要です。
あまりにも内輪しかわからないようなネタで作成してしまうと、関係のない人にとっては何のことか分からず楽しくない内容となってしまいます。
これでは場がシラけてしまう可能性もありますので、誰が見てもわかる内容ということを心がけると良いでしょう。
失敗例その2
これはビデオメッセージでありがちな失敗なのですが、同じようなメッセージが延々続く内容になってしまうということです。
「結婚おめでとうございます。末長くお幸せに」「結婚おめでとう。素敵な家庭を築いてください」
などといったありきたりなメッセージばかりが続く動画になってしまうと、ただダラダラとメッセージが流れるだけの長い映像は見ている人にとっては面白みにかけてしまうので注意が必要です。
失敗例その3
とはいっても、おもしろさを追求するがあまりに品のないものになってしまってもよくありません。
例えば、悪ノリしすぎて新郎新婦の過去の恋愛について語ってしまったりするのは見ている方にとってもあまり気持ちの良いものではないですね。
あくまでも誰がみても楽しめて、結婚式の場にふさわしい内容の映像を作成することに留意して作成することが大切です。
まとめ:面白くおかしい構成でも、感動させる動画でもなんでもいい。最後はハッピーエンドに締めよう
動画の作成は時間も手間もかかるのでなかなか大変な作業になります。ただ、その分一生懸命気持ちを込めて作った動画は、新郎新婦、ゲストのみなさん、会場のスタッフさんなど映像を見たすべての人が笑顔でいっぱいになるでしょう。
みなさん本当に喜んで、楽しんで観てくれること間違いなしです。
どうせやるなら、めいっぱい力を込めて素敵な映像を作成しちゃいましょう。