James Blunt(ジェームス・ブラント)の「You’re Beautiful(ユア・ビューティフル)」は結婚式・披露宴でのBGMには不向き?
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James Bluntの「You’re Beautiful」を結婚式のBGMとして使用したいと考えている方。披露宴で使用するかどうか、もう少し考えてみませんか?
ウェディングソング.comサイト内でも、ジェームスブラントのユアビューティフルをお探しの方が多いのですが、当サイトではあえて紹介はしていません。
というのも本曲は、歌詞内容が”失恋”や”浮気”などを連想させる内容ととられかねないからです。
タイトルを直訳すると「君は美しい」という意味になるので、結婚式のBGMとしては適しているように感じられます。
ただ、歌詞の意味をよく見てみると実はあまり結婚式には向かないのでは?と感じられる部分があるんです。
曲の背景を知ろう
ジェームスブラントの「You’re Beautiful」は、彼の代表曲とも言えるほど有名な曲でもあります。
2005年に発表された楽曲で、日本ではドラマの挿入歌やCM曲などにも使用されていますので耳にした事がある方も多いと思います。
有名な曲であるという事もあってか、パロディーが多く作成されているという特徴もあります。
またこの曲はPVがとても有名なのですが、最後のシーンでジェームス本人が高い崖で靴を揃えて海に向かって飛び降りるという衝撃的な内容となっています。
曲の歌詞を理解しよう
「君は美しい」というタイトルだけを見ると女性への恋心や恋人への愛情を歌った曲のようにも思えますが、歌詞をよく見てみると少し違うという事に気がつくと思います。
参考までに歌詞を日本語に訳したものを紹介しておきましょう。
僕の人生は光り輝いている
僕の愛は純粋だ天使を見たんだ
間違いなく地下鉄で僕に微笑んだ
彼女は別の男と一緒にいた
でも、それで悩んだりはしない
僕にはある計画があるから君はきれいだ、君はきれいだ
君はきれいだ、本当に
人込みのなか、君の顔が見えた
どうしていいのか分からない
もう二度と君といっしょにはなれないのだから彼女と目が合った
すれ違いざまに
彼女は僕の表情から気づいただろう
舞い上がっていることに
彼女と再び会うことはないだろうけれど
僕たちは、永遠に忘れられない瞬間を共にした君はきれいだ、君はきれいだ
君はきれいだ、本当に
人込みの中に君の顔を見た
どうしたらいいのか分からない
もう二度と君の側にはいられないのだから君はきれいだ、君はきれいだ
君はきれいだ、本当に
君に微笑みの天使が舞い降りているからだろう
僕がそばにいるべきだと君も思うならでも、そろそろ現実を受け止めなくてはならない
君の側に行くことはもう決してない
この歌詞を読む限り、何となく結婚式には不向きな楽曲だという事を感じられるかと思います。
この曲の内容は、失恋や浮気の歌のような印象を受けませんか?
また、歌詞の中の「ある計画」という所とPVの最後の飛び込みシーンを合わせて自殺の歌なのではないかと推測する人もいます。※実際にはそういった意味で作られた楽曲ではないようです。
歌詞の意味が解らず美しいメロディを耳にしタイトルを読むと、結婚式のBGMとしてピッタリな曲に思いますが、よく内容を調べてみるとあまり結婚式には向かない曲だと感じられたかと思います。
想い入れが強く、どうしても使用したい!といった理由がない限りは披露宴のBGMとしては避けておいた方が無難ではないでしょうか。